「介護」と「食」と「先進技術」

今日味新深(No.19:2010/10/15)

 昨年、ある大学の産学連携推進部門から下記の様な調査依頼を受けました。

(1)大学内での工学部と医学部の連携や,他大学の看護部門や公的機関,民間企業との連携による「介護・看護・福祉・リハビリテーションに関する研究開発テーマ探索」を目的とした動向調査
(2)「食の安全・安心」の研究プロジェクト立ち上げに向けた企業・地域の取り組み実態把握

これらの「介護」,「食」は今話題となっているキーワードではありますが,その事業分野は当社が得意とする環境,エネルギー,先進技術といった通常の対象分野からかけ離れているような印象を受けると思います。
しかし,例えば「介護」に関しては,上腕機能代替ロボット,義肢,補聴器等の福祉用具機器・補装具の他に,障害者の情報・意志疎通支援用具,介護・看護記録の入力装置やシステム,生体計測技術としての非接触型センサー技術等は先端的技術開発の対象であり,オゾン生成装置や窒素発生装置の利用先調査,上下水道汚泥の用途先調査と言った観点でも、介護施設が重要な対象市場となっており当社の先進技術分野での調査と直接つながっています。

さらに,「食」については,トレーサビリティー,残留農薬やダイオキシンなど化学物質等のリスク管理に係わる問題,廃棄物の有効利用としてのバイオマスや廃油の利用など,環境,省エネルギー,地球温暖化対策など我々が得意とする分野と深く関連しています。

このように一見先進技術調査との関連性が想像しにくい分野についても,当社が過去の調査の積み上げにより保有していた情報を活用することで対応することが可能です。

当社は、先進的な基礎技術についての深い知識とその応用先としての市場についての幅広い知識を備えており、これらの情報や知見を活用して,今後様々な分野における優れた技術の実用化に関する一般企業や大学からの調査依頼に対応できる実績と体制を有しております。